5月。
GWも終わり世間も少し落ち着いて来た様子ですが、休日も関係無く裏方はバタバタと動いております。
そして今日は5月だってのに気温が10度前後という異例の寒さ。体一本勝負の仕事、体調管理に気を使います。
今回は現在苦戦中のメリヤス+布帛の縫い合わせ。縫製だけではなくロックミシンの微調整やらがまた厄介で更にチェーンステッチ、カバーステッチやらとまぁ時間のかかる作業。。
ミシンは何種類もあり、何通りもの縫い方があるのはわかっていると言えども、理屈だけではうまくいきません。何度も試し試しでサンプルを製作していきます。
新たなアイテムを作り出す為には新たな知識、技術を身につける。
こうやって作業をしていると、ブランドを始める前からこの姿勢は変わっていないな…とふと思います。
服が好きで古着屋で働いていた頃、好きな服を買い漁り、それでも自分の満足いくアイテムに辿り着かずリメイクに手を出し始めたのがミシンに触れたきっかけ。
それから独学で学び始めましたが、途中あまりにも壁が多く、古着屋で働きつつおばちゃん達が経営する渋谷の洋裁教室を見つけ、すぐに通い出し、そこで最低限の基礎的な技術を教えてもらったのが今に結びついております。
今となっては当時教わったチンプンカンプンな服の構成内容もよく理解できるようになりました。そしてその教室では教われない技術も実践でだいぶ身についたかと。
女性環境の中に一人若僧がミシンを踏んでる異様な光景。今となっては良き思い出です(笑)
たまにはこういった経緯的な文章も。次回はシルクスクリーン編ですかね。