CAPEX-Garment Cutting Table-

さて。いつも通り久々のブログになってしまいましたが。。

PCと真剣に向き合うのが久々な気がします。笑

気づけば11月。

色々と切迫詰まる今日この頃。

ここ最近は表題の内容に加え別件での縫製&作業依頼も重なりバタついておりましたが、

よーやくひと段落。

ということで、ちょっとした記録簿感覚で投稿致します。

メインは我が社現状設備の見直し。

何故ここで急に本腰で動き始めたかと言いますと、、

協力工場の相次ぐアレ、、、まぁ、世知辛い世の中ってコトです。涙

まぁ〜切り替えまして、自社でできることを増やしていきます!

作ろう作ろうと思っていたオリジナル裁断台製作へ。

使用するのはコチラ。お馴染みミスミのアルミフレーム。

コイツは本当に便利。想像を具現化してくれます。

種類も豊富で耐久性もバツグン。おまけにバラすことも組み替えることも容易にできます。

家庭のインテリアラックも全てこのフレームで作りたいくらい。

加工技術がある方は絶対オススメ。

設計寸法に合わせ卓上サンダーでバシバシ切ってきます。

インサートナット、ブラケットを用いて骨組み完成。

裁断台は手の届かない箇所は台に乗ることもあるので、荷重を考慮しながら組みます。

平で裁断台、立てて作業台の2way仕様に。と思ったは良いけど平でしか使わない気配。笑

面には12mmのベニヤ板を6枚はめ込みダイノックシートを貼り台面完成。

ベニヤ板は基本910 x 1820mm規格。これだと尺が足りないので、取り都合が最高に悪い6枚切り出し。

今回オリジナルで作った理由はここ。生地巾問題をクリアした裁断台を作りたかった事。

スウェットやTシャツ等のメリヤス生地はW巾が多く、巾広の物だと1800mm程あるので、

そういった生地も対応できる裁断台が欲しかったのが理由。

逆に、旧織機を使ったセルビッチデニムは生地巾が狭く半分以下の700mm程のものあります。

そーなると着当て分が縦に必要になるので今度は台に長さも必要に。。

ということは想定した上で、延長できる工夫も盛り込んでおります。ドヤ。

四方にメジャーテープ取り付け、奥には生地受けポールも取り付け、天面には可動式クランプバーを取り付け、、

台面には色々と悩みましたが1枚地のCFを見つけこれに決定。床の上に床みたい。笑

カッターマットもいいのですが、ガイドラインにも使える縦線の入ったCFが意外と便利なのでこちらを採用。

おまけに軽くクッション素材なのでまち針も刺さるところも魅力。

ワンオフ裁断台の完成になります。

後は使いながら改善していく!という事で、

服作り環境の効率化に全力を注いでおります。

次回は新入りミシンのオハナシ。