今年は異例の雨続きの9月。
毎年残暑であち〜あち〜言っていた記憶ですが、雨のせいか涼しく感じます。
春夏から秋冬の切り替えのタイミング。毎年この時期は設備やら考察やら業務内容の見直しを行っております。
と言うわけで、今回はだいぶオタッキーな内容になります。
どん

この写真を見てピンと来る人はまぁ〜なかなかいないとは思いますが笑
こちらは通称『先引きローラー』『先引きプーラー』等というミシンの布の送り出しを補助するオプション装置。
コヤツの情報が少ないのなんの。数年かけてよーやく手に入れられたこの装置をインストールするオハナシ。

今回取り付けるプーラーシステムは老舗ミシン部品メーカー『SUISEI』のV014。
V014はギアボックスがある為、廉価版の先引きとはかなり性能が違います。流石スイセイ。
こいつが現行でもう売っていない。現行でも高性能のプーラーはありますが、欲しかったのはこのV014。

とはいえ、80~90年代の代物なので、錆や汚れは当たり前。ひとまずオーバーホール。

移植先はデニム等の巻縫いに活躍するJUKIのMS-1261。2本針の1191ではなく、3本針の1261。
V014を取り付けているMS1261は調べ尽くした結果、参考になる情報がなかったので自力でチャレンジ。
オプションの先引き無しでも慣れているので縫えてはいたのですが、やはり補助装置があるに越したことはない。

はずみ車を抜きカバーをこじ開けてみると、きちんと取り付けられるベルトえぐりやネジ穴が元々加工されております。

そこに先引き用のプーリーを追加取り付け。

このダイヤルを回すと送り量を変更できる優れモノ。
別メーカーではプーリーの丁数のみで送り量を決める先引きがありますが、確かにこんなに細かくイジる事はないのでギア無しでも良いのかも。笑
V014は当時でもオーバースペック気味だったのでしょう。

タイベルも新品にし、クリアランス取り、ギアボックスの取り付け完了。

古いギアオイルも抜き、ローラー装置を仮組み。重厚感増し増し。
ギアボックスは通常のミシンプーラーオイルとは違い、自動車などで使われるATFオイル。血液のような色。
上ローラーは鉄製とゴム製があり、自分は厚物用に適した鉄製の物をチョイス。生地食いつき良し。

最後に諸々調整して無事移植完了したフルアーマーMS1261。
カッコいい笑
今後もしっかり活躍してもらいまっせ。